4月を待たず桜が散り始めている3月30日、通所作業所「デイサービスぷらいまる」では、近くにある坂下公民館で「春の大運動会」を開催いたしました。

開会式の後は利用者様代表による選手宣誓。力強い声でスポーツマンシップに則り正々堂々と戦うことを誓われました。

準備体操を行った後はいよいよ競技開始です。

最初の種目は玉入れ。紅組・白組とも向かい合わせに1列に並び、ラインの内側から真中に置いたそれぞれのカゴに向かって自チームカラーの玉を投げ入れます。

入りそうで入らず、入ったと思っても弾けて飛び出し、一生懸命になるあまり気が付いたら大きく線を超えて前に出ていることも。

次の競技、お玉を使ったピンポン玉リレーでは、お玉に乗せたピンポン玉を落とさないようにするため集中力とバランス感覚が問われます。

普段手摺などに摑まりながら歩かれている利用者様には支援員がお手伝い。

両手に花と思って頂けていると良いのですが。

フラフープリレーは利用者様と支援員とでペアとなりゴールまでの速さを競います。

純粋に早さを求めているのか、この密着から早く逃れたいがために急いでいるのか・・・狭い輪の中に大人二人が入るので動きにくいような気がするのですが、皆様思いのほか素早くていらっしゃいました。

恒例になりつつあるこの借り物競争は、利用者様が手に取った紙に書かれている支援員を探し出しゴールを目指します。素早く探し出してゴールを目指すペア、「それは私です」と支援員が名乗り出るペアなど、和気藹々楽しく競技を行いました。

 

 

最終種目の紅白リレーでは、リレー選手に選抜された方々をはじめ、アンカー2人の白熱した激走に利用者様・支援員の全員から惜しみない拍手が贈られました。

実はこの力走は動画では保存されており、是非ご紹介したかったのですが、皆様のお顔を隠すことができず、個人情報の保護を鑑みてブログへの掲載は残念ながら断念致しました。

 

この後は施設長のお言葉・閉会式と続き、最後に記念の集合写真で春の大運動会は幕を閉じました。

 

今回の運動会は協力して行う競技が多く、利用者様と支援員の間で、より一層の親睦を深める事ができたのではないかと思います。

 

普段あまり外に出る事のない利用者様もこの運動会は楽しんで頂けたようで、皆様が揃って明るい笑顔で過ごして頂けたことは、支援員にとって大きな喜びであり、励みになりました。

 

 

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