2022年1月24日、学校法人藤仁館学園専門学校高崎福祉カレッジの木村雅人様を講師にお迎えして、クリード和光とグループ法人のグループホーム・しんわ東川口合同による虐待防止に関する講演と研修を実施しました。

 

 

福祉施設職員としての心構えや、何故虐待が起こってしまうのか。

最初に、虐待の種類と虐待が起こりかねない状況をお話しいただき、その原因や防止策に関してのグループディスカッションを行いました。

その他にも、職場における「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」をテーマにしたお話がありました。

「たとえきっちりとした報告書があっても誰も見ていなければ それはただの紙でしかない」、「間違っていても良いので話し合い・議論をする事が大切である」、「サービス支援の現場に限らず、自分の意見とは違う他者の意見に耳を傾けることが重要である。」といった職場のみならず、家族間や友人間にも当てはまる内容で、丁寧なコミュニケーションの重要性を改めて強く感じました。

 

研修の終わりには日本国憲法についてのお話がありました。

日本国憲法の第2条に「健康で文化的な最低限の生活をする権利」とあり、そして障害者の権利条約には「障害がある前に一人の人間である」という一文があります。

「その人が望む場所で、望む方法で、その人らしい生活が継続するように対応することが大切で、その人らしさを失ってはいけないのです」というお話に、私たちはより一層権利擁護の意識を高め、心の込もった支援をしていかなければならないと思いを新たに致しました。

 

木村雅人先生、素敵な講演をしていただきどうも有難うございました。

 

 

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