デイサービスぷらいまるでは令和5年6月12日・13日・15日の3日間、利用者の皆様と支援員が3グループに分かれて、池袋の防災館にて防災体験を行ってまいりました。
それぞれのグループで、歩きが得意ではない利用者様は自動車チーム、それ以外の利用者様は電車チームと、2チーム体制でのお出かけです。
電車チームは切符を使ってひとりずつ改札を通りました。
池袋で自動車チームと待ち合わせをし、利用者の皆様にはお好きなメニューをご自身で選んでいただき、レストランでのお食事で楽しいひと時を満喫して頂きました。
もしかしたら支援員も含めて、レストランがメインだと思っていた方が居たかもしれませんね。
お食事を堪能した後はいよいよ本当のメイン、防災館です。
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防災館では様々な災害時の対処法などを学びました。
①初めは火災が発生して建物内に煙が充満した場合の避難体験です。
真っ白で何も見えません!
煙は上に溜まるので、できるだけ姿勢を低くして避難誘導灯に従って進みます。
本物の火災の場合は有毒な煙が立ちこめるかもしれませんので鼻と口を覆う事が大事ですと教わりました。
②次の地震体験では、震度5や震度7の揺れを体験しました。こちらの動画は東日本大震災と同じ震度7です。当時はこのレベルの揺れが何分も続いたそうです。
※3.11当時の映像が後方のスクリーンに流れます。苦手な方、恐怖を感じる方は動画の再生をお控えください※
地面がこんなに揺れるのは本当に恐ろしい事ですね。
屋内では家具などの下敷きにならないように、頑丈な机の下などに身を隠さなければなりません。
皆様上手に全身を机の下に入れていらっしゃいました。
③AEDと心肺蘇生の体験では、利用者様も支援員もひとり1体ずつ人形を使って倒れた人の発見から心臓マッサージ、AEDを使用した心肺回復までを体験しました。
倒れた人を発見したら周りの人に「119番に連絡してください」「AEDを持って来てください」と声を掛けお手伝いを要請し、それぞれの到着まで懸命に心臓マッサージをしました。
その後は支援スタッフもお手伝いをしてAEDのパットをきちんと貼り、音声ガイダンスに従って電気ショックを行いました。皆様真剣に一生懸命行いましたので、きっと倒れた人形たちも全員無事に意識を取り戻したに違いありません。
④消火器を使った消火体験では、スクリーンに映し出された炎の映像に向かって消火器のピンを外し、ノズルを起こし、レバーを引いて消火剤を噴出して消火するまでを行いました。
年に数回の防災訓練が生きた瞬間です。防災館の方に消火しているところを上から映したものを見せて頂いたのですが、皆様の消火姿勢が良いとお褒めの言葉をいただき、鎮火のお墨付きを頂戴いたしました。
全ての体験を行って1~2時間という短い時間でしたが、ギュッと詰まった濃い内容でした。
これらの体験が生きる状況にならないことが一番良いですが、この日の経験はいざという時の備えになったと思います。これからも災害に対する心構えをしっかりと持っていきたいと思います。
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